契約解除となったDFエミル・スパヒッチ【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガのレバークーゼンは現地時間12日、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のDFエミル・スパヒッチの契約解除を発表した。
同選手は、8日に行われたDFBポカール(ドイツカップ)準々決勝のバイエルン・ミュンヘン戦後に警備員と乱闘事件を起こし、被害者から告訴を受けていた。
事件現場は携帯のカメラでファンによって撮影されており、スパヒッチが何度か警備員に殴りかかり、最後に頭突きをしている様子も残されている。
レバークーゼン側は制裁を科すことを示唆しており、同日に最も重い契約解除を言い渡した。
この処分についてレバークーゼンのミヒャエル・シャーデCEOは「エミル・スパヒッチはレバークーゼンにとって重要な選手。しかし、試合後の事件によって、我々に選択の余地はない」と、コメント。
そして「我々はエミルと友好的な解決策を話し合い、決めた」と、本人も納得済みの様子。さらに「彼はひどく後悔している。彼のこれからの幸運と成功を願っている」と、気遣っている。
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