ロベルト・マンチーニ監督【写真:Getty Images】
セリエA第30節が現地11日に行われ、インテルはエラス・ヴェローナに3-0で勝利した。長友佑都はベンチ入りしたが、出場は叶わなかった。
試合後、ロベルト・マンチーニ監督は選手たちのパフォーマンスを称賛している。コメントを伊『スカイ』が伝えた。
終盤にサミール・ハンダノビッチがPKをストップし、無失点勝利に大きく貢献した。マンチーニ監督は「私が思うに、彼は世界最高のGKだ」と守護神を絶賛する。
しかし、ハンダノビッチには移籍の噂が絶えない。「移籍市場はしばしば望まないことを強いる。我々は何が起きるか予想できるが、いま話すことは難しい。私は全ての選手がここに残ってくれることを願っている」と指揮官は語り、主力に残留を訴えた。
また、この試合ではシェルダン・シャキリやマテオ・コバチッチではなく、エルナネスがトップ下として起用された。それについてマンチーニ監督は「セントラルMFとしてもプレーできるが、彼にとってそこ(トップ下)がベストポジションだと信じている。
コバチッチとシャキリは若く、おそらく将来的はより良いものだろう。シャキリに関しては加入したばかりで、セリエAのサッカーに慣れるまで忍耐が必要だ」と話し、エルナネスへの信頼を強調。そして低調ぶりが批判されるシャキリを擁護した。
インテルはこの試合の勝利で勝ち点を41に伸ばし、10位につけている。次節はミランとの“ミラノ・ダービー”だ。
マンチーニ監督は「我々は順位のことを考えず、ダービーのことだけを考えなければならない。我々は勝利目指し、ミランも同じようにしてくるだろう」と一戦必勝を誓った。
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