優勝を喜ぶPSGの選手たち【写真:Getty Images】
クープ・ドゥ・ラ・リーグ(フランスリーグ杯)決勝が現地11日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)がバスティアを破って2年連続5度目の優勝を果たした。
今季4冠の可能性を残しているPSGは序盤で試合を決めた。20分、エセキエル・ラベッシがエリア内で倒され、ファウルを犯したバスティアのDFセバスティアン・スキラッチが一発レッドカードで退場となる。
数的優位を手にしたPSGはズラタン・イブラヒモビッチがPKを問題なく沈め、先制点も手に入れた。
さらに41分、イブラヒモビッチはエリア手前から強烈なボレーシュートを突き刺してPSGに2点のリードをプレゼントする。
完全に主導権を掌握したPSGは止まらない。80分、カバーニが右サイドからのクロスに頭で合わせて3点差とすると、後半アディショナルタイムにも再びカバーニが決めて試合終了の笛。4-0で完勝を収めたPSGがリーグ杯制覇を成し遂げた。
まず1つ目のタイトルを確保したが、PSGには4冠の可能性が残されている。国内リーグでは7試合を残して首位に立ち、クープ・ドゥ・フランス(フランス杯)でも決勝進出。また、15日と21日にバルセロナとのCL準々決勝も控えており、こちらでも優勝が期待される。
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