先制ゴールを決めたマウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
【エラス・ヴェローナ 0-3 インテル セリエA 第30節】
イタリア・セリエA第30節が現地時間の11日行なわれ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルはアウェイでエラス・ヴェローナと対戦した。
インテルは前節に引き続き長友がベンチ入り。指揮官のロベルト・マンチーニ監督はトップ下にMFエルナネスを選択した。
両チームのスターティングメンバーは以下。
エラス・ヴェローナ(4-3-3)
GK:ラファエウ
DF:ヤコボ・サラ、ヴァンゲリス・モラス、ギジェルモ・ロドリゲス、エロス・ピザーノ
MF:ムニル・オバディ、パナギオティス・タフツィディス、エミール・ハルフレッドソン
FW:ファン・イグナシオ・ゴメス、ルカ・トーニ、ボシュコ・ランコビッチ
インテル(4-3-1-2)
GK:サミール・ハンダノビッチ
DF:ダニーロ・ダンブロージオ、アンドレア・ラノッキア、ネマニャ・ヴィディッチ、ファン・ジェズス
MF:マルセロ・ブロゾビッチ、ガリー・メデル、フレディ・グアリン
エルナネス
FW:マウロ・イカルディ、ロドリゴ・パラシオ
11分、インテルがあっさりと先制する。ダンブロージオが右サイドでボールを運ぶと、ライン際のパラシオへ。それをグラウンダーのクロスを入れると相手に当たってコースが変わり、イカルディが楽々押し込んだ。
ヴェローナは負傷によってタフツィディスが倒れている間のプレーだったため、審判に抗議したものの認められず。1-0とインテルがリードを奪う。
前半終了間際、インテルに手痛い警告が下される。38分にブロゾビッチに、40分にグアリンにイエローカードが出たことで、2選手が次節のミラノ・ダービーを累積警告で欠場となってしまう。
後半もインテルのペースが続く。カウンターからエルナネスがボールを運び、左サイドのイカルディへ。これを中央に折り返すとパラシオが押し込んで、2-0とリードを広げる。
62分、ヴェローナがチャンスを作る。オバディとモラスが立て続けに強烈なシュートを放つも、ハンダノビッチが素晴らしいセービングをみせる。
72分、インテルに追加点のチャンス。エルナネスから右サイドのダンブロージオにボールが渡るとクロスをパラシオがボレーするも、これはポストに阻まれた。
77分、またもやハンダノビッチが奇跡的なプレーをみせる。ヴィディッチのファウルでヴェローナにPKが与えられるも、ハンダノビッチが素晴らしいセーブで防ぐ。これで、ハンダノビッチは今季PKストップ80%を記録。
試合終了間際にはモラスのクリアミスで3点目が入り、インテルが3-0で5試合ぶりの勝利を手にした。なお、長友には最後まで出番はなかった。
【得点者】
16分 0-1 イカルディ(インテル)
48分 0-2 パラシオ(インテル)
92分 0-3 オウンゴール(インテル)
【了】