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レバークーゼンDF、傷害容疑で捜査。試合後、警備員に暴行

text by 編集部 photo by Getty Images

レバークーゼンDF、傷害容疑で捜査。試合後、警備員に暴行

傷害容疑で捜査されているDFエミル・スパヒッチ【写真:Getty Images】

 レバークーゼンに所属するボスニア・ヘルツェゴビナ代表のDFエミル・スパヒッチが傷害容疑で捜査されているようだ。現地時価10日のドイツ紙『ビルド』をはじめ、複数メディアが報じている。

 8日に行われたDFBポカール(ドイツカップ)準々決勝のバイエルン・ミュンヘン戦でPK戦の末に敗れたレバークーゼン。その試合後、スタジアムではスパヒッチを含む数人と、警備員が殴り合っていた。

 事件はスパヒッチの友人が無断でピッチ内に侵入。警備員が制止しようとしたことで発生した。友人と警備員が揉めている現場にスパヒッチ本人が現れ、殴り合いに発展したようだ。

 事件現場は携帯のカメラでファンによって撮影されており、スパヒッチが何度か警備員に殴りかかり、最後に頭突きをしている様子も残されている。

 被害者はスパヒッチを告訴し、「我々は、傷害による刑事告訴を受けた。その告訴状にはスパヒッチの名前も記されている」と、警察が明かしている。

 事件を受けてルディー・フェラーSD(スポーツディレクター)は「予期していなかったが、すべて明らかになっている」と、コメント。ロジャー・シュミット監督も「彼だけでなく私もショックだった」と、事件を認めている。

 また、レバークーゼン側は捜査協力することを明かし、チーム内でも制裁を科すことを示唆している。

 すでにファンの映像はインターネット上では見れなくなっているが、証拠として残ってしまった以上それなりの処分が下る可能性もあり、最悪の場合は懲役6ヶ月から10年になるという。

 スパヒッチは、現在負傷中で次節は欠場が確定しているが、このまま退団の可能性も考えられるようだ。

【了】

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