最終オファーを受けたMFイルカイ・ギュンドアン【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは、MFイルカイ・ギュンドアンに対し、最終契約延長オファーを提示したようだ。現地時間10日のドイツ紙『ビルド+』が報じている。
ギュンドアンとドルトムントの契約は2016年までとなっており、今季終了後の移籍を逃せば移籍金を獲得することが出来ない。ドルトムント側はもちろん同選手を貴重な戦力と考えており、売却するつもりは無く、契約延長を希望している。
しかし、今季の不調で来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場は絶望的。ギュンドアン自身も将来的に、イングランドかスペインでプレーすることが夢だと語っていたこともあり、いまだ契約延長はされていない。
契約延長交渉中のドルトムントは年俸650万ユーロ(約9億円)で2019年までの3年契約延長を提示。これが最終オファーになるようで、失敗に終わった場合、今夏ギュンドアンの売却はやむを得ないと考えているようだ。
契約延長交渉に関して、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは「我々は間もなく決まると期待している」と楽観視。
しかし、ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は「進展は何もない」と9日の段階で同紙に明かしている。
さらにギュンドアンにはアトレティコ・マドリーが興味を示しているという噂もあり、まだ去就は不透明となっているようだ。
FWマルコ・ロイスは契約延長を決めたが、果たしてギュンドアンはこの最終オファーに合意するのか注目される。
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