川崎フロンターレは10日、明治安田生命J1リーグ1stステージ第5節・浦和レッズ戦に向けて練習を行った。

　練習終了後、風間八宏監督が報道陣の取材に応じた。浦和については「強いチーム」と言うが、強敵を前にしても川崎のやることは変わらない。

「自分たちがどれだけやれるかということが大事」。そう指揮官が言い切るように、いかに川崎らしさを発揮できるかが勝負の分かれ目となるだろう。

　この日の紅白戦では3バックと4バックの両方を試した。相手の布陣を考えれば3バックが現実的か。どのような形で臨むかは監督のみぞ知る、といったところだ。

　現在、公式戦2連勝中だ。これについては「相手にしっかり対応できているということは評価できるけれど、もっともっと伸びていかないといけない」と、チームのノビシロについて説明する。それでも自分たちがしっかり一つになって90分間戦えている」と、選手たちの奮闘も称えた。

　他会場の結果次第だが、浦和に勝てば首位に浮上する可能性もある。しかし、風間監督は意に介さず。あくまで目の前の戦いに集中していた。

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