14年ぶりポカール史上5クラブ目の快挙を挙げたビーレフェルト【写真:Getty Images】
【ビーレフェルト 0-0(PK 5-4)ボルシアMG DFBポカール 準々決勝】
DFBポカール(ドイツカップ)準々決勝が現地時間8日に2試合行われ、アルミニア・ビーレフェルトはホームでボルシア・メンヒェングラードバッハと対戦してPK戦の末5-4で勝利している。
3部に所属するビーレフェルトだが、1部リーグ3位につけ、今季バイエルン・ミュンヘンを破ったボルシアMGから大金星。そして、DFBポカール史上で3部から準決勝に進出した5チーム目となる快挙となっている。
2部リーグは昨季にもカイザースラウテルンが進出しており、珍しいとは言い難いのだが、3部となると2001年のウニオン・ベルリン以降14年ぶりとなっている。
準決勝に進出したクラブは1993年のヘルタ・ベルリン、1997年のエネルギー・コットブス、1998年のアイントラハト・トリーアー、そして2001年のウニオンの4チーム。トリーアーを除いた3チームは決勝へと駒を進めている。しかし、優勝したチームは未だない。
ビーレフェルトは準決勝でヴォルフスブルクと対戦するが、決勝に進出すれば史上4チーム目の快挙。優勝すれば史上初となる上に、来季のヨーロッパリーグへの出場権が獲得できる。
カップ戦の醍醐味であるジャイアントキリングだが、ビーレフェルトがどこまで快進撃を続けるのか注目される。
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