決勝ゴールを挙げるFWコウチーニョ【写真:Getty Images】
【ブラックバーン 0-1 リバプール FA杯準々決勝】
イングランド・FAカップの準々決勝再試合が8日に行われ、リバプールはチャンピオンシップ(2部)のブラックバーンと対戦した。
リバプールは、3月8日に行われたブラックバーン戦で70%以上のボール支配率を記録しながら得点を挙げることが出来ず、結果はスコアレスドローに終わっていた。同クラブは敵地イーウッド・パークで再試合に臨む。
試合が始まると、リバプールは前回対戦と同様にボールポゼッションを高めるが、ゴール前を固めるブラックバーンの守備を崩すことができず、度々ミドルシュートで打開を図ろうとするシーンが目立つ。
19分、FWスターリッジがエリア手前右から左足で狙うもバーの上に外す。36分には、FWコウチーニョがCKのクリアボールをダイレクトで狙うもGKイーストウッドに阻まれる。
前半は0-0のままハーフタイムへ。尚、リバプールは前半途中にDFサコが負傷し、DFトゥーレが代わりに出場する。
後半に入ると、ブラックバーンに決定機。47分、FWケアニーがエリア手前左から左足でシュートを狙うもGKミニョレが防ぐ。直後のCKでは、MFマーシャルがヘディングで枠を捉えるも再び相手チームの守護神が立ちはだかり得点ならず。
試合が膠着し始めると、ブラックバーンが先に動く。65分、MFコンウェーに代えてFWゲステデを投入。前線の枚数を増やし得点を奪い行く姿勢を見せる。
しかし、先制したのはリバプールだった。71分、右CKのセカンドボールを拾ったコウチーニョがワンツーで右サイドを突破。エリア内に進入して角度のない位置から右足を振り抜くと、ボールはゴール左下に叩き込まれた。
得点を奪ったリバプールは徐々に冷静さを取り戻し、試合をコントロールし始める。ブラックバーンは終盤のCKでGKがシュートを狙うも正面をつきゴールならず。試合はこのままリバプールが1-0で勝利した。
リバプールは19日にウェンブリー・スタジアムで行われる準決勝でアストン・ヴィラと対戦する。
【得点者】
71分 1-0 コウチーニョ(リバプール)
【了】