キャプテンを務めたMF柏木陽介【写真:ダン・オロウィッツ】
【浦和レッズ 1-1 北京国安 ACLグループG第4戦】
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第4戦が8日に各地で行われ、J1の浦和レッズはホームで中国の北京国安と対戦し、1-1の引き分けに終わった。
この日、浦和のキャプテンを務めたのはMF柏木陽介だった。
「浦和でキャプテンマークつけるのは特別なこと。つけさせてもらえることに喜びを感じましたし、責任を持ってプレーした」と語るレフティは、ボランチの位置でタクトを振った。
後半は浦和らしさを発揮した。柏木は「サイドを使って数的優位を作れた。前半の最後の方からそういうリズムが出てきた」と語る。しかし、ゴールは1点に留まった。これについては「最後のパスの精度だったり、シュートの質が少し足りない」と、チームの課題を口にした。
「もう少し前で絡みたかった」と振り返るも、中盤の底でリスク管理を怠らなかった。「あまり派手なプレーはなかったけど、運動量を多く、うまいこと散らし役には徹せたと思う」と、自身のプレーに一定の手応えは掴んだようだ。
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