首脳陣と言葉をかわすマンチーニ監督(右)【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのインテルが、二部練習の導入を検討している。
伊紙『トゥット・スポルト』によれば、4日の試合で最下位パルマに1-1で引き分けたインテルは、復活祭で祝日となる5日もオフ返上でトレーニングを行い、静かな雰囲気の中で50分間練習に励んだという。
現場にはハビエル・サネッティ副会長やピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)も駆けつけ、ロベルト・マンチーニ監督と今後の練習方法や来季の補強について議論をかわした様子が伝えられている。
その結果、マンチーニ監督は、選手からハードな練習姿勢やパフォーマンスを引き出すため、11日に行われるヴェローナ戦に勝利できなければ、19日のミラノダービーまで一週間毎日二部練習を行う考えがあることを示唆した。
また、エリック・トヒル会長が、10位に沈むチームを見兼ね、ヨーロッパリーグ出場権を獲得できなかった場合、選手たちのバカンスをカットする意向があることも報じられている。
インテルの選手たちは、フロントや指揮官の要望に応え、低調なシーズンを巻き返すことができるだろうか。
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