フィオレンティーナを率いるモンテッラ監督【写真:Getty Images】
フィオレンティーナは7日、コッパ・イタリア準決勝2nd legでユベントスと対戦した。
フィオレンティーナは、敵地での1st legでMFモハメド・サラーが2ゴールを奪う活躍によりユベントスを2-1で退けた。2nd legでは仮に0-1で敗戦したとしても、アウェイゴールの差で勝ち上がることができるため、優位に試合を運ぶかに思われた。
しかし、フォレンティーナは前半、FWアレッサンドロ・マトリとMFロベルト・ペレイラのゴールで立て続けに失点すると、後半に入ってからも得点を奪うことが出来ず、反対にDFレオナルド・ボヌッチにダメ押し弾を決められ、3-0でまさかの敗戦を喫した。フィオレンティーナは2戦合計を2-4とし、2季連続の決勝進出はならなかった。
伊メディア『ライ・スポルト』でヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は「ユベントスが強いチームだということは分かっていた。1st legの勝利はほんの一部に過ぎない。今夜の試合では我々が目指していたバフォーマンスを見せることができなかった。
ユベントスは勝利に値したと思う。だが、正直に言って前半のサラーのゴールが取り消しになったことには当惑しているよ。相手が倒れるほど押したようには見えなかった。こういった試合では心理的なレベルの違いが大きな差を生み出す。とても残念だ。
相手は決定的な場面をしっかりと得点につなげ、我々はそれができなかった。自分たちよりも強いチームだったと認めざるを得ない。セリエAの順位表はユベントスが他のチームよりもはるかに優れていることを示している。それが何よりの証拠だ」と準決勝敗退に肩を落とした。
【了】