チェルシーが獲得を狙うフルミネンセのFWケネディ【写真:Getty Images】
チェルシーがこの夏、フルミネンセFWケネディの争奪戦を600万ポンド(約10億7000万円)で制するかもしれない。
19歳のFWケネディはマンチェスター・ユナイテッド、バルセロナ、インテル、ユベントスが獲得を望むブラジルのスターだが、『イブニング・スタンダード』によると、チェルシーが獲得に有利な位置にいるという。
チェルシーには元選手のデコ氏がケネディの代理人を務めているという大きなアドバンテージを手にしている。ただし、それはバルセロナも同じだ。
だが、取引には影響力のある代理人のジュリアーノ・ベルトルッチ氏も関係しているようだ。そしてベルトルッチ氏はチェルシーの3人のブラジル人選手、オスカル、ウィリアン、ラミレスの代理人でもある。
ブラジルではネイマールとも比較され、「ワンダーキッド」とも称されるケネディはU-17やU-20のブラジル代表を経験しており、今後はセレソン入りも期待されている逸材だ。
チェルシーは獲得を決めた場合、トップチームでの経験を積ませるために、来季は別のクラブにケネディをレンタル移籍させるとみられている。
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(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。