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香川真司 10年前

タイトル獲得へあと2戦。120分フル出場の香川、最後のチャンスに意欲「カップ戦では全ての要素が必要」

DFBポカール(ドイツカップ)準々決勝、ドルトムントはホームでホッフェンハイムと対戦して延長の末3-2で勝利。不調に苦しんだ今季、タイトル獲得へ唯一のチャンスとなった。試合後、香川真司が胸中を語った。

text by 編集部 photo by Getty Images

「もっとチームの連動であったり、共通意識は必要」

タイトル獲得へあと2戦。120分フル出場の香川、最後のチャンスに意欲「カップ戦では全ての要素が必要」
フル出場を果たした香川真司【写真:Getty Images】

――試合を振り返って

「そうですね。凄くタフな試合でした」

――1点目は良かったが、その後に嫌な失点

「そうですね。ミス絡みの失点だったんで、でもこれが今年のチームの現状だって監督も言っていましたし。ただ、後半追い付くのが大事だったので、結果的に追い付けましたし、良かったと思います」

――前半、ブワシュチコフスキの折り返しからチャンスがあった

「まあ、感覚的には良かったですし、ああいうところの精度はやっぱり、高めないといけないですけど、クーバとの連携は凄く良かったと思っています」

――今日はカップ戦なので、相手も前に出てきて、使えるスペースも多かった

「まあ、そうですね。精度という意味ではやっぱり、もっともっと必要ですし、どうやって攻めていくのかっていうのは、もっとチームの連動であったり、共通意識は必要だと思うので、そういうところはまだまだだなあとは思います」

――1点取ったはいいけど、向こうが奪ってからが速く良いサッカーをしてきて、嫌な感じはあった?

「そうですね。カウンターが鋭かったですし、守備も凄く引いていたので、もうちょっと僕たちも、ボールを前に運んでやっぱり、ラスト3分の1でボールを組み立てていかなきゃならなかったですけど、最後のところが雑だったり、精度は欠いていたのでなかなかリズムは生まれなかったです」

――自身としては何を意識してプレーしていたのか

「辛抱して前でボールを待つ準備をしていたんで、そこのチャンスを伺っていました」

――これまでバイタル中心の攻撃が多かったが、今日はサイドバックを釣って、サイドからの攻撃も見えた

「まあ、サイドが起点にならないと、こういう試合は難しいですから。サイドバックであったり、サイドの連携は意識していました」

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