フィオレンティーナを率いるモンテッラ監督【写真:Getty Images】
フィオレンティーナを率いるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が、現地7日に行われるコッパ・イタリア準決勝2nd legのユベントス戦に向けて意気込みを語っている。伊複数メディアが報じている。
フィオレンティーナは、敵地での1st legでMFモハメド・サラーが2ゴールを奪う活躍を見せ、ユベントスを2-1で退けた。2nd legでは仮に0-1で敗戦したとしても、アウェイゴールの差で勝ち上がることができるため、2季連続の決勝進出に向けて視界は良好だ。
試合前の会見でモンテッラ監督は「オープンな試合になると思う。とても難しいゲームになるだろう。我々の対戦相手はホームでもアウェイでも強さを発揮してくるチームだ。だが、計算を抜きに撃ち合う展開であれば歓迎するよ。両チームのファンにとって面白い試合になれば最高だし、うちには高い技術をもつ選手が揃っているからね。
我々は1st legのおかげで多少のアドバンテージがある。ユベントスとの対戦はモチベーションが上がるからね。2nd legの彼らは全力で攻撃を仕掛けてくるだろう。戦術的に何を避けるべきなのかを言うのは難しいが、引いて守ることは逆効果になるだろう。
我々はコッパ・イタリアを本気で獲りたい。このタイトルの重要度はここ数年で高くなってきている。クラブ間の競争が激しくなっており、ナポリやラツィオもトロフィーを掲げている。
ユベントスとの試合は我々にとって大きなチャンスだ。フィオレンティーナはまだ何も達成していない。決勝に上がればポジティブな何かを得られる可能性が高まる。そうなれば、街全体がクラブに誇りを感じるようになる」と意気込みを述べた。
フィオレンティーナ対ユベントスの一戦は、日本時間の8日3:45から開始される。
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