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香川真司 10年前

バイエルン戦敗北の払拭へ。香川の起用は? ドイツ杯に挑むドルトムント先発を読む

text by 本田千尋 photo by Getty Images

香川の先発出場はあるか

バイエルン戦敗北の払拭へ。香川の起用は? ドイツ杯に挑むドルトムント先発を読む
ドイツ杯で香川の先発はあるだろうか【写真:Getty Images】

 そして【MF】。ボランチはギュンドアンとベンダー、バイエルン戦のままとする。ベンダーとケールのコンビも考えられるが、二人とも6番タイプなので、ゲームに変化を付けにくい。ギュンドアンは昨年のリーグ戦でのホッフェンハイムとの試合でも決勝点を挙げた、ということも考慮に入れる。

 2列目は、右からブワシュチコフスキ、香川真司、ロイス。香川は、バイエルン戦では途中出場だったことで、今回のホッフェンハイム戦では先発とする。要するに、バイエルン戦の直前、3-2で勝利したハノーファー戦の並びだ。バイエルン戦で敗れたことで、一つ成功体験に立ち戻ることは考えられなくはない。DFBポカールは一発勝負のカップ戦で、勝たなければ次はない。

 最後に【FW】。クロップの中で、ワントップの序列は固まってしまった。まずオーバメヤン、次にラモス、そしてインモービレ。この序列を単純に考えれば、ホッフェンハイム戦で最前線に立つのはオーバメヤン、ということになる。「これまでベストの戦いを見せてきた」DFBポカールの2、3回戦、CLのユベントス戦1stレグ(アウェイ)ではインモービレが先発した。

 しかしバイエルン戦でのインモービレは負傷によりベンチ外で、間に合うか分からない状況だ。そして昨年12月のホッフェンハイム戦ではラモスが先発しているが、前日会見でクロップは「バイエルンに対してオフェンスは崩壊していない」と述べている。よってワントップはオーバメヤンとする。

 筆者による、ホッフェンハイム戦の先発予想は次のとおり。布陣は4-2-3-1である。
 【GK】ランゲラク、【DF】右SBドゥルム、右CBスボティッチ、左CBフンメルス、左SBシュメルツァー、【MF】ボランチにベンダー、ギュンドアン、2列目は右からブワシュチコフスキ、香川、ロイス、【FW】オーバメヤン。

【了】

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