ヤヤ・トゥーレ【写真:Getty Images】
インテルがマンチェスター・シティの中盤で絶大な存在感を放つヤヤ・トゥーレの獲得に熱心であることはこれまでも報じられてきたが、どうやらビッグオファーでさらなる攻勢をかけているようだ。
英紙『デイリー・メール』が6日に報じたところによれば、インテルは来月32歳を迎えるヤヤ・トゥーレに5年契約を用意しているという。仮にこれが事実だとすれば、契約満了時には37歳だ。
しかし、ロベルト・マンチーニ監督は、ヤヤ・トゥーレにはユベントスのアンドレア・ピルロのように30代半ばまで試合を支配できる素質があると見ているという。
バルセロナで燻っていた才能をシティで開花させたのが当時のマンチーニ監督で、両者の間には信頼関係がある。
一方、シティもヤヤ・トゥーレ引き止めに全力を尽くす構えだ。現行契約は2017年6月末までとなっているが、今季終了後に新契約を提示し、現在の週給22万ポンド(約3900万円)を大幅に引き上げ、引退後のクラブ親善大使就任を約束すると見られている。
毎年移籍市場を騒がせてきたヤヤ・トゥーレだが、飛躍を助けたクラブへの忠誠を誓うのか、恩師との再会を選ぶのか、それとも別の選択肢があるのか。その動向は最後まで注目を集めそうだ。
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