古巣とポカール決勝での対戦を望むFWロベルト・レバンドフスキ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レバンドフスキは、古巣ボルシア・ドルトムントで不振にあえぐFWチーロ・インモービレに対して、もう少し時間が必要だと考えているようだ。現地時間7日のドイツ紙『ビルド+』のインタビューで語っている。
4日に行われたブンデスリーガ第27節で古巣相手にゴールを決めたレバンドフスキ。得点後は喜びを示さなかったことに「ドルトムントへ敬意を表すため」と、明かした。そして「4年間ドルトムントで素晴らしい時間を過ごした。そしてクラブには感謝している。忘れたことは一切ない」と、ドルトムントへの思いを語った。
自身が抜け、調子を落とし一時は最下位まで沈んだ古巣だが「ゆっくりだが良くなっている。残りの試合は勝っていくだろう。7位くらいまでは行ける。対戦してみて良くわかった」と、調子を取り戻していることを実感し、信じている様子。
不調の原因とも言われる自身の後釜に獲得したインモービレについて「それを答えるのは間違っている」と話し、「私は彼をあまり知らないし、練習も一緒にはしていない」と、知らない相手のことを語ることはできないと考えている。
それでも「一般的に選手には時間が必要。新しい環境に慣れ、より多くを達成するには長い時間がいる」と、インモービレだけでなく、多くの選手は活躍するために時間が必要なことを強調した。
DFBポカールを9日に控え、「まずはレバークーゼンに勝たなければ行けない」と、目の前の試合に集中しつつ「ベルリンの決勝でBVBと対戦できれば素晴らしいね」と、古巣との再戦を望んだ。
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