23分間の出場でシュート1本に終わった香川
「よりによってレヴァンドフスキ!」と大きく見出しを付けたのは、2015年4月5日付の独大衆紙ビルト日曜版である。4日に行われたブンデスリーガ第27節、ドルトムントは0-1のスコアでバイエルンに敗れた。
同紙は決勝点を挙げたレヴァンドフスキを「前ボルシア所属の選手はドルトムントにてバイエルンを勝利へと導くゴールを決める」として大きく取り上げ、採点では最高点の「1」を与えている。
プレスに苦しむ劣勢の中で、チームを救った。アウェイで貴重な勝利をもたらしたことを考えても、やはりレヴァンドフスキには「1」が付与されて然るべきだろう。
一方、ビルト日曜版によるバイエルン戦のドルトムントの先発メンバーの採点は次のとおり。
【GK】バイデンフェラー「3」、【DF】ソクラティス「4」、スボティッチ「4」、フンメルス「4」、シュメルツァー「4」、【MF】ギュンドアン「5」、ベンダー「3」、ブワシュチコフスキ「4」、ロイス「5」、カンプル「4」、【FW】オーバメヤン「5」。
ブワシュチコフスキに代わって、67分から投入された香川真司には「4」とやや低評価である。23分間の香川のパフォーマンスを振り返ると、投入直後は積極的にプレスを仕掛けていったが、ほとんど味方からボールを貰うことは出来ず、シュートも1本に終わっている。個人の出来だけを見れば、採点は「5」でもおかしくはなかった。