現在のチーム状況に納得いかないエリック・トヒル会長【写真:Getty Images】
インテルのエリック・トヒル会長は現在のチームに納得がいかないようだ。5日、イタリア紙『トゥット・スポルト』はチームがヨーロッパリーグ出場権を獲得できなかった場合、同会長が選手たちのバカンスをカットするつもりであると報じている。
セリエA第29節で最下位パルマに1-1と引き分けたインテル。ロベルト・マンチーニ新監督就任後も一向に成績が改善される気配はなく、チームは10位と低迷を続けている。
このままヨーロッパリーグ圏内である6位に入れなかった場合には、トヒル会長は選手たちのバカンス期間の縮小を考えているようだ。最下位に引き分けたことで、同会長の怒りは頂点に達しているようだが、現状はマンチーニ監督に解任の噂は挙がっていない。それでも、次節エラス・ヴェローナ戦で再び無様な試合をみせれば、フロント陣も我慢ができないだろうとみられている。
昨冬には大型補強を果たしたインテル。来夏もいくつかの重要な補強を狙っているとみられているだけに、今季のハードルも高まっている。果たしてマンチーニ監督はフロントを納得させる順位にチームを導くことができるのだろうか。
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