マンチェスター・ユナイテッドが来季のプレシーズン中に新旧のスポンサーのキットを両方着用する可能性が浮上した。4日の英紙『ミラー』が報じた。
マンチェスター・Uは、 現在のキットスポンサーであるナイキとの契約が7月31日までとなっており、来季から10年契約を結んだアディダスとの契約は8月1日から始まるため、プレシーズン中にナイキとアディダス両社のキットを着用するとみられている。
マンチェスター・Uの来季のプレシーズン遠征は再びアメリカで行われる予定で、2002年から13年間で3億ポンド(約540億円)の契約を結んでいるナイキは、契約満了までキットの使用をクラブ側に要求しているとされる。
このため、マンチェスター・Uと新たに10年で7億5000万ポンド(約1350億円)の大型契約を結んだアディダスは、アメリカ遠征終了後からキットを提供する見込みとなっている。
一方、今季のプレシーズンの過密日程を批判していた同クラブのルイス・ファン・ハール監督は、クラブ幹部にアメリカ遠征での試合数を3試合に制限し、東西どちらかで行うことを要求しており、選手たちに課される営業活動を緩和するよう呼びかけて いる。
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