ストーク戦で途中交代したチェルシーのFWジエゴ・コスタ【写真:Getty Images】
チェルシーに所属するFWジエゴ・コスタは2-1で勝利したプレミアリーグ第31節のストーク戦でハムストリングを負傷し、離脱することになったと4日付のイギリス『スカイ』が報じている。
D・コスタはストーク戦の後半からオスカールに変わって途中出場。しかし、57分にはディディエ・ドログバと交代でピッチを後にしている。
この試合で、チェルシーはエデン・アザールのPKで先制するもストークのチャーリー・アダムに約60mのロングシュートを決められ、同点で前半を折り返していた。
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は「私はハーフタイム時のスコアが気に入らなければ、監督としてリスクを冒すことがある。これは必要なことだ」と、試合を振り返ってのコメントを残している。
そのため、プレミアリーグ制覇を目指すモウリーニョは、勝利のためにコンディションに不安を残すD・コスタ投入という勝負に出ていた。
D・コスタは前節のハル・シティ戦でハムストリングを負傷。この負傷が原因でスペイン代表からも離脱していた。
モウリーニョは「医療部門が回復に4週間と判断していれば、この問題は起きなかっただろう。しかし、我々はリスクを冒す必要があったんだ。医療部の人間も小さなリスクを犯した。でも2日前の検査では問題がなかったし、トレーニングも100%で行っていたというのも事実だ」と、事情を説明した。
モウリーニョ監督はD・コスタが数週間離脱すると語った。また『スカイ』も同様に2週間程度の休養になると報じている。
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