レアル・マドリーの指揮官、カルロ・アンチェロッティ監督はクラブチームを率いることに集中している。イタリアTV局『メディアセット』がコメントを伝えた。

　マドリーは前節のクラシコでバルセロナに2-1と敗北を喫した。それでも指揮官は希望を抱えている。

「私はポジティブだよ。我々は自分たちのしたいプレーを取り戻すことができてきている。これは未来にタイトルを獲得する手助けをしてくれるね」

　一方で、イタリア代表の指揮官アントニオ・コンテ監督の周りが騒がしいことで、アンチェロッティ監督が後任候補に挙がっている。自身もマドリーでの立場は安泰ではない。

　しかし、アンチェロッティ監督は「イタリア代表監督に就任することは難しい」と否定した。

「それならば、私はミランに戻りたい。今のクラブ監督というスタイルが好きなんだ。私は毎日ピッチに立っていたい」

　現在、首位バルセロナを勝点4差で負うマドリー。チャンピオンズリーグではベスト8に残っている。アンチェロッティ監督はマドリーを納得させる結果を残すことができるのだろうか。

【了】