ダニーロ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは31日、移籍金3150万ユーロ(約44億1千万円)でポルトのDFダニーロの獲得を発表した。一方で、バルセロナは3700万ユーロ(約52億円)の金額をオファーしていたと、スペイン紙『マルカ』が2日に伝えている。
バルセロナはダニーロに対してマドリーより550万ユーロ多くオファーしていたが、ノルウェーの神童MFマルティン・ウーデゴーとスペイン2部マジョルカの若手有望MFマルコ・アセンシオに続いてバルサではなくマドリー移籍を選択。
仮にバルサ移籍を選択していれば、ポルトにより多くの移籍金が支払われる上に、バルサは2016年まで選手登録できないため、更に半年ダニーロを起用できたことになる。最終的にはマドリーでプレーしたいと言う選手の願望が決定的となった模様だ。
実際にブラジルのサントスで共にプレーしていたバルセロナのFWネイマールは、同選手の説得に励んでいたが、最終的には今季マドリーからレンタル移籍でポルトに渡ったMFカゼミロの助言に傾いたと同紙は伝えている。
なお同紙は2021年まで交わした契約に関して、1シーズン目の年俸は250万ユーロ(約3億5000万円)で、徐々に350万ユーロ(約4億9000万円)まで増額していくと明かしている。
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