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モンバエルツ監督、柏の中盤3人を警戒「プレッシャーを全く怖がっていない」

text by 編集部 photo by Getty Images

モンバエルツ監督、柏の中盤3人を警戒「プレッシャーを全く怖がっていない」
エリク・モンバエルツ監督【写真:Getty Images】

 明治安田生命J1リーグ第4節、柏レイソル戦を翌日に控えた3日、横浜F・マリノスが前日練習を行った。

 練習後に報道陣の取材に応じたエリク・モンバエルツ監督は、柏の戦術を解説し、試合のキーポイントを明かした。

まず、「MFのクオリティの高さには非常に驚いている。プレッシャーが来るのを全く怖がっていないし、その中でも力を発揮できる」と、茨田、大谷、武富の3人で構成されるトライアングルの質を絶賛するモンバエルツ監督。

「彼らは狭いスペースで連動して短いパスを回すことができる。3人がいい関係性と優れたテクニックを持っていて、頭もいい」とコンビネーションのスムーズさと、技術のたしかさを警戒している。

 しかし、その中でも要となる茨田陽生は前節累積警告2枚で退場しており、横浜FM戦は出場停止だ。それでもモンバエルツ監督は「(茨田が)いなくても、練習から長い間ともに動き続けているから互いに理解し合えているはず。トライアングルのメンバーが変わっても、力は変わらないだろう」と、主力欠場の影響はないと分析している。

 相手の分析を披露したうえで、自分たちの戦い方についても語っている。今節は先月14日のFC東京戦の戦術を踏襲し、それにプラスアルファした内容になるようだ。

「チームに伝えているのは、守備に入ってもとにかく下がるなということ。相手にプレッシャーをかけなければならない」と狭いスペースでもボールを回せる柏に対し、強烈なプレッシャーをかけることで対抗する。

「他のチームはそこまでポジションチェンジがないのでプレッシャーをかけるのは容易だが、柏は狭いエリアで動きを変えてくるので、自分たちにとっては大きな挑戦になる」とも述べ、柏戦が今後の戦い方を左右する重要な一戦になることを示唆した。

「いいチャレンジをしたい。私は柏のような相手とやれるワクワク感でいっぱいだ。自分たちが何をできるか楽しみにしている。我々は戦う準備ができている」と柏撃破に自信たっぷりのモンバエルツ監督。選手の並びもこれまでとは変わり、どんなサッカーを見せてくれるか注目だ。

【了】

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