代理人がドルトムント残留を強調するFWチーロ・インモービレ【写真:Getty Images】
来季の移籍が噂されているボルシア・ドルトムントのFWチーロ・インモービレ。しかし同選手の代理人がこれを否定した。現地時間3日のイタリア各メディアが『ラジオ・キス・キス』で明かしたことを報じている。
インモービレはリーグ17試合に出場して3得点しか挙げておらず、ドルトムントとは2019年までの契約を結んでいるが、家を売却に出すなど、イタリア復帰への噂が流れていた。
また、イタリア紙『トゥット・スポルト』でも、インモービレの代理人が数日のうちにACミランと会談持ち、移籍金約1500万ユーロ(約21億円)を払う用意があると報じられていた。
しかし、同代理人自身がこれを否定。その他のクラブも含めイタリア復帰を一蹴した。同番組内では「私から言えることは、チーロがドルトムントで厳しい障害に当たっているということだ。しかし、5年のスパンで計画している。その中で最も最悪な時期になってしまったのは残念だ」と語り、あくまで契約年数内に成功しようと考えている様子。
さらに「故郷のチームでプレーしたいというのは誰もが思うこと。そういう機会はなかったし、我々はドイツを選んだんだ」と、イタリアでのプレーは選択肢にないと明かしている。
ドルトムントのユルゲン・クロップ監督が高く評価するミランのFWステファン・エル・シャーラウィとのトレードも同選手の代理人が否定しており、どうやら実現はなさそうだ。
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