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ドルトムントを警戒するノイアー、負傷アラバの代役は「僕じゃないよ」

text by 編集部 photo by Getty Images

ドルトムントを警戒するノイアー、負傷アラバの代役は「僕じゃないよ」

ドルトムント戦を前に気を引き締めるGKマヌエル・ノイアー【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンのGKマヌエル・ノイアーは現地時間2日、クラブ公式サイトで週末に控えるアウェイのボルシア・ドルトムントとの一戦ついて語った。

 今季もリーグで2敗は喫したものの、圧倒的強さを見せるバイエルン。前半戦は特に無敗で失点数が「4」と驚異的な数字を残した。

 対するドルトムントは全く対照的で前半戦は最下位で折り返している。後半戦こそ調子を取り戻し、10位まで順位を上げているが以前と比べてもまだまだと言ったところ。

 それでもノイアーは「ベストを尽くす。この試合は、いつも決勝戦のような意味を持つ」と警戒を怠らない。

 順位に隔たりがあると言っても「誰もがこの試合を楽しみにしている。スタジアムの雰囲気は常に素晴らしい。ここ数年はまさにドイツサッカー界の頂上決戦だった」と、今回も激しい試合になると予想。

 現在の状況からバイエルンが有利と見られているが、不安要素もある。MFアリエン・ロッベン、ハビ・マルティネス、DFダビド・アラバが長期離脱。そしてMFフランク・リベリ、DFホルガ―・バドシュトゥーバーの欠場が決定的となり多くの負傷者を抱えている。

 それでもノイアーは「スタメンは変わるけど、2軍ではない。トップチームであることに変わりはない」と、問題ないことを強調した。

 さらに前日に長期離脱が発表されたアラバの代わりについては「たぶん、びっくりするような候補者だと思う」と明かし、「でも、僕じゃないよ」と冗談も言って見せた。

 けが人が続出する中で、リーグ、DFBポカール、チャンピオンズリーグと立て続けに試合がある。ノイアーは「僕たちは立ち止まってはいられないし、どれだけ重大な試合かは分かっている」と気を引き締めた。

 そして「最終的に僕たちがトップにいる」と自信を示している。

【了】

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