2015アフリカ杯優勝のコートジボワール代表【写真:Getty Images】
スポーツ仲裁裁判所(CAS)は現地時間2日、アフリカサッカー連盟(CAF)より下されたモロッコの2017、2019年アフリカネーションズ杯参加禁止処分の取り消しを発表した。
モロッコは今年1月に行われたアフリカネーションズ杯の開催国だったが、エボラ出血熱流行を受け、大会の延期を要請。しかし、CAFはこれを却下した。その後CAFは、モロッコが開催可否の返答を拒否したために同大会の開催国の変更および出場資格を剥奪した。
同大会は赤道ギニアで無事に開催され、コートジボワールの優勝で幕を閉じている。
CAFはモロッコに対し、出場権の剥奪だけでなく2017、2019年2大会の出場停止および罰金100万ユーロ(約1億4000万円)の処分を言い渡していたが、これを不当とするモロッコサッカー連盟(FRMF)はCASに提訴。
CASはFRMFの要求を認め、モロッコのアフリカネーションズ杯参加を認める判決を下している。
【了】