アーセナルのMFディアビ【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は元フランス代表MF、アブ・ディアビの去就に関するコメントを残している。2日付のイギリス『ガーディアン』が報じた。
ヴェンゲルは28歳の守備的MFについて、「彼と話して、私の考えている将来の構想について伝えた。彼は決断を迫られている。もちろん安定したパフォーマンスを披露出来ると証明する必要もある。そのことを彼はしっかり理解しなくてはならない」と、話している。
アーセナルで10年目を迎えたディアビだが、度重なる負傷の影響で、近年はピッチに立つことすらままならなくなっている。
2009-10シーズンはプレミアリーグで29試合出場6得点と主力選手として活躍。しかし、その後のシーズンから出場試合数が16、4、11と激減。昨季も1試合(16分間)の出場に留まった。今季は9月のキャピタルワン・カップ、サウサンプトン戦で67分間出場したのみとなっている。
ちなみに、今季を含む直近の4シーズンでディアビがカップ戦を含み、公式戦に出場したのはわずかに22試合となっている。
指揮官は「これからどう進むかは待ってみよう。詳細についてはここで話したくないが、我々はもう一度話し合う必要があるだろう」と、ディアビとの契約延長について前向きな姿勢も明らかにしている。セオ・ウォルコットと並び、チーム最古参の一人となったディアビの将来は、引き続きアーセナルにあるのだろうか。
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