リールに所属するMFマブバ【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのローマが、リールで主将を務めるMFアントニオ・マブバの獲得に動きそうだ。
アンゴラにルーツをもつ31歳の守備的MFは、ボルドーの下部組織で育つと、ビジャレアルを経て、2008年にリールに加入。2010-2011シーズンには、57年ぶりのリーグタイトルとフランス杯を含む2冠達成に貢献している。また、昨年のブラジルW杯でベスト8入りしたフランス代表のメンバーにも選出された。
英紙『デイリー・エクスプレス』によれば、ローマを率いるリュディ・ガルシア監督は、今シーズン限りで契約切れとなるリール時代の教え子に関心を示しており、同選手の移籍先としてイタリアが有力であると報じている。尚、ガルシア監督はリール時代、マブバをビジャレアルから獲得している。
移籍の話題についてマブバは「ガルシア監督とは代理人が同じだが、彼とは話していない。今はローマを率いているが、物事の移り変わりは早いからね。もし彼が来季もクラブに残っていれば、魅力的な選択肢になるだろう。我々はともにタイトルを獲った仲間だからね。だが、契約が切れるからといってローマとサインすることが決まったわけではない」と述べた。
また、同紙は、ローマの他にアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドもマブバの動向を追っていると伝えている。
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