フィオレンティーナに所属するMFサラー【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのフィオレンティーナが、冬にローンで獲得したエジプト代表のMFモハメド・サラーの完全移籍を熱望している。
22歳のサイドアタッカーは、2012年にスイスのバーゼルに加入。同年のヨーロッパリーグ準決勝と翌年のチャンピオンズリーグ・グループリーグで対戦したチェルシーから計3得点を奪う活躍を見せ、2014年1月に同クラブへ引き抜かれた。
しかし、今冬にMFフアン・クアドラードと入れ替わる形でフィオレンティーナに半年間の期限付き移籍(1年延長のオプション付き)。加入後、公式戦11試合で6ゴール2アシストを挙げる活躍を見せている。
英紙『デイリー・エクスプレス』によれば、フォオレンティーナは、好調を維持するサラーを完全移籍で獲得することを望んでいるようで、ローン移籍の契約時に定めた移籍金1300万ポンド(約23億円)を支払う準備をしていると報じられている。
同クラブを率いるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は「サラーの加入は、我々にとって有益なものとなった。素晴らしい能力があることは分かっていたからね。だが、イタリアでこれほど大きなインパクトを残すことは予想外だった。ドリブルで勢いに乗った時に、彼より速いのは(リオネル・)メッシだけかもね」と語っている。
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