スペイン4部リーグのCDクアルテで主将を務めるDFダニエル・ナダレスの“コアラ”と称される守備が話題となっている。1日の英紙『メトロ』などが報じた。
ナダレスは29日にホームで行われたCDテルエル戦で、相手コーナーキックの際、ニアポストによじ登り、相手のシュートが上隅に決まるのを防ぐ独特な守備をした。試合は1-3で敗れたものの、ナダレスはアルゼンチンの大手メディア『トド・ノティシアス』に対し、自身の珍プレーについて次のように話した。
「コーナーの時、相手にはかなり背の高い選手がいたから、僕らは何とか守っていた。僕が対応策として思いついたのはポストによじ登ることだった。あの時は本能的に登っていたし、二度とやらなかった。試合後にルールを確認したら、あのプレーはファウルだと知った。僕の同僚はあのプレーを分かってくれたけど、バカにされた」
なお、この珍プレーは審判に見逃されたためお咎めなしに終わったが、試合後ナダレスには“コアラ”という新しい愛称が付けられたという。
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