リバプールに所属するGKミニョレ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するベルギー代表のGKシモン・ミニョレが、失敗から学んだ成長体験について語っている。
ミニョレは、2013年夏にサンダーランドからリバプールに加入し、移籍初年度から正守護神としてプレー。しかし、同クラブのOBからは、守備範囲の狭さや度重なる軽率なミスが批判され、昨年12月には先発を外されていた。その後、指揮官の信頼を徐々に取り戻し、ここまで公式戦44試合でゴールマウスを守っている。
英メディア『フォー・フォー・ツー』でミニョレは「失敗から立ち直るためにはポジティブになることが一番だ。GKには乗り越えなければならないステージがある。それらを経験するば、精神的な強さを得ることができる。我々はシーズン中に多くの試合を戦うため、常に前を向かなければならない。
私は自分の技術を向上させ続けたい。リバプールで2年目を迎えたが、やるべきことはまだまだある。今月27歳になったが、毎日多くのことを学んでいるよ。難しい状況を乗り越えるためには経験が助けになる」と自身の考えを明らかにした。
また、アウェイ6試合でクリーンシート達成については「調子を取り戻せたことは嬉しく思う。だが、記録のことは気にしていない。最も重要なのは、チームであり、ポイントを稼ぐことだ。無失点に抑え続けることは、自分の力だけではなく、グループとしての努力が必要だからね。
新しいシステム(3-4-2-1)に変更して以降、我々はより組織的になった。プレスも機能しており、3バックもタイトだ。彼らの後ろでプレーすることは、とても素晴らしい経験になっている」と自信を深めていた。
リバプールは次節、敵地でアーセナルと対戦する。
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