再び長期離脱となったDFダビド・アラバ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンは現地時間1日、オーストリア代表の試合で負傷した同代表のDFダビド・アラバが約7週間離脱することを公式サイトで発表した。
アラバは3月31日に国際親善試合のボスニア・ヘルツェコビナ戦に出場。ハーフタイム直前に相手との競り合いで負傷し、前半での交代を余儀なくされている。
オーストリアの地元紙『クローネツァイトゥング』の情報では十字靭帯損傷の可能性があり、代表チームドクターの話しから6から8週間の離脱と見られていた。
1日にミュンヘンに戻り、バイエルンのチームドクターのもとで精密検査を行ったところ、左ひざの内側靭帯断裂と判明。2週間ギプスで固定し、4週間リハビリを行うという。
アラバは昨年11月初めにも右ひざの内側靭帯を部分断裂している。再び7週間離脱となり、今季中の復帰は微妙な様子。
それでも「もちろん非常に悲しい。でも僕には大きな目標がある。シーズンの終盤に再び戻りたい。今はよく休み、それからリハビリに全力をつくす」と、前を向いている。
リーグも終盤に差し掛かり、週末にはアウェイでボルシア・ドルトムントと対戦。翌週にはDFBポカール(ドイツカップ)の準々決勝レバークーゼン戦、さらにチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝と続く。3冠を狙うバイエルンだが、大事な時期にMFアリエン・ロッベンを含めた主力2選手離脱は大きな打撃となってしまった。
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