磐田はアダイウトンの大活躍で首位へ
ザスパクサツ群馬対V・ファーレン長崎は、56分に北朝鮮代表MF李栄直が奪った1点を守り切った長崎が勝利。
西が丘で行われた東京ヴェルディ対ギラヴァンツ北九州は、14分のアラン・ピニェイロがオーバーヘッドで開幕戦以来となるゴールを奪い、84分に澤井直人がダメ押し。2-0でホームの東京Vが勝利した。
アビスパ福岡をホームに迎えた横浜FCは、2-2のドロー。前半に酒井宜福と中原貴之にゴールを許したが、黒津勝が1点を返すと、試合終了間際にキャプテン寺田紳一が左足で芸術的なミドルシュートを沈めて土壇場で追いついた。三浦知良はベンチ入りしたものの出場しなかった。
2連勝中のジュビロ磐田はホームで栃木SCに3-0の快勝。連勝を3に伸ばした。30分、駒野友一のFKにアダイウトンが頭で合わせて先制する。76分にはアダイウトンのチェイシングが相手のミスを誘い、最後は中村祐輝が追加点。
さらに後半アディショナルタイムに再びアダイウトンが、今季4得点目となるゴールを挙げて勝負を決めた。磐田はこの勝利が今季4勝目。勝ち点を12に伸ばし、J2首位に躍り出ている。
ロアッソ熊本はホームで徳島ヴォルティスと2-2で引き分けた。26分に橋内優也、30分に長谷川悠がゴールを奪ってアウェイの徳島が先行するが、熊本は前半アディショナルタイムに平繁龍一のゴールで1点を返すと、後半開始直後に齊藤和樹が同点ゴールを奪ってドローに持ち込んだ。
大分トリニータ対FC岐阜は全8得点が生まれる乱打戦に。ホームの大分は山口貴弘の2得点、鈴木義宜、西弘則、風間宏矢と大量5点のリードを手にする。岐阜の難波宏明に2点を返されるが、最終的に兵働昭弘がFKで1点を加えて6-2で大分が今季初勝利を収めた。
一時は首位に立っていたファジアーノ岡山と苦しい戦いの続く大宮アルディージャの試合はスコアレスドロー。大宮のPKを岡山の守護神中林洋次がセーブするなど、守備陣が踏ん張って連敗を阻止している。
5位カマタマーレ讃岐と前節今季初勝利の水戸ホーリーホックの一戦もスコアレスドローに終わった。
全11試合の結果は以下の通り。
札幌 1-2 京都
群馬 0-1 長崎
千葉 4-4 C大阪
東京V 2-0 北九州
横浜FC 2-2 福岡
金沢 3-1 愛媛
磐田 3-0 栃木
岡山 0-0 大宮
讃岐 0-0 水戸
熊本 2-2 徳島
大分 6-2 岐阜
【了】