スペイン代表は31日、アムステルダム・アレナで行われた国際親善試合でオランダ代表と対戦した。

　スペインは、昨年のブラジルW杯グループリーグで1-5と敗れたオランダに雪辱を誓ったが、ゲーム開始から16分間で2失点を喫してしまう。その後もオランダから得点を奪うことができず、0-2で敗戦した。

　スペイン紙『アス』でビセンテ・デル・ボスケ監督は「我々がゴールを挙げられないなんて信じられない。最初の20分で苦しい展開になってしまった。我々は何度もエリア内でチャンスを作り、試合をコントロールしていた。しかし、得点だけが奪えなかった」と直近11試合で6敗目を喫したチームに落胆の色を隠せなかった。

　また、若手有望株のFWファンミとMFビトーロがデビューを飾ったことについては「両選手とも良いパフォーマンスを見せていた。ファンミは得点を獲れそうな空気があったし、ビトーロは活発な動きを見せていた」と新戦力の台頭を喜んだ。

　先発で代表初出場を果たしたファンミは「後半に入ってからチームは躍動し始めた。我々には運が足りなかっただけだと思う。試合に出られたことにはとても満足している。しかし、デビュー戦で負けたことは悔しい」と振り返った。

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