長期離脱の恐れがあるDFダビド・アラバ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンは現地時間1日、オーストリア代表のDFダビド・アラバが代表戦で負傷したことを公式サイトで発表した。
アラバは3月31日に親善試合ボスニア・ヘルツェコビナ戦に出場。ハーフタイム直前に相手との競り合いで負傷し、前半での交代を余儀なくされている。
オーストリアのマルセル・コラー代表監督は試合後に「アラバは左膝に痛みを抱えていた。あまり良くない」と、明かしている。
1日にミュンヘンに戻り、すぐにチームドクターの診断を受けるようだが、地元紙『クローネツァイトゥング』の情報では十字靭帯損傷の可能性があるという。
また、ドイツ紙『ビルド』は、代表チームドクターの談話を紹介。6から8週間の離脱と見ているようだ。
また、アラバ自身も同紙に「ものすごい痛みがある。歩くことが出来ない。何が起こったのか全く理解できない」と、コメントしている。
すでにMFアリエン・ロッベンの長期離脱が発表されているバイエルン。さらにアラバまで離脱となるとチャンピオンズリーグ(CL)制覇へ向けて大きな痛手となる。
加えて、4日にはボルシア・ドルトムントとのアウェイ戦を控えており、この試合にMFフランク・リベリも間に合わない見込み。
代表ウィークが明けてもリーグ、DFBポカール、CLと過密日程が続くバイエルンにとって、これ以上の負傷者は避けたいところだ。
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