イングランド代表を率いるホジソン監督【写真:Getty Images】
イングランド代表は31日、ユベントス・スタジアムで行われた国際親善試合でイタリア代表と対戦した。
試合は、イタリアが29分にプレミアリーグでプレーするFWグラツィアーノ・ペッレのヘディングで先制するも、イングランドは79分に途中出場のMFアンドロス・タウンゼントが豪快なミドルシュートを叩き込み、1-1の引き分けに終わった。
英メディア『スカイ』でロイ・ホジソン監督は「結果には満足している。イタリアで彼らに勝つのは決して簡単なことではない。我々は現在、テンポとインテンシティーを重視した高い水準のプレーを目指しているが、正直に言って、前半は退屈なパフォーマンスだった。
だが、ハーフタイムで修正し、途中出場の(ロス・)バークリーやタウンゼントら若い選手たちがとても効果的なパフォーマンスを見せてくれた。後半はかなり良いプレーができたと思う」と試合を総括した。
この日初先発したFWハリー・ケインには「非常にうまくやったと思う。簡単な試合ではなかった。経験豊富でタフな3人のDFたちとの対戦だったからね。個人的には彼のパフォーマンスに満足している。ケインにとって素晴らしい10日間になった。デビュー戦でゴールを決め、タフな試合で90分プレーした。彼は大きな収穫を手にしたことだろう」と労いの言葉をかけた。
また、昨年のW杯で惨敗したことについては「確実にあの時から前進している。だが、チームはまだまだ力を発揮しきれていない。あと1年と少し経てば、イタリアのような強豪と再びユーロで対戦することもあるだろう。今日は親善試合だったが、我々は常にハードワークする必要がある」と巻き返しを誓った。
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