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シャルケ、ACを負傷させた犯人に罰金を請求へ

text by 編集部

シャルケ、ACを負傷させた犯人に罰金を請求へ
頭部を流血するスヴェン・ヒュプシャーAC(ドイツ紙『ビルド』より)

 DF内田篤人の所属するシャルケは現地時間の31日、アシスタントコーチ(AC)のスヴェン・ヒュプシャー氏が頭部に「Zippo」のライターを投げ裂傷を負わせた犯人に対し、賠償請求することを決めた。

 昨年12月に行われたブンデスリーガ第15節でシャルケはホームでFW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンと対戦して1-2で敗れた。試合後何者かが「Zippo」のライターをベンチに向かって投げ入れ、ヒュプシャーACの頭部に直撃し流血。3針縫う裂傷を負った。

 シャルケのホームタウンであるゲルゼンキルヒェンの警察が捜査を続けた結果、犯人が逮捕。犯人は傷害容疑となっている。

 さらに、シャルケ側はドイツサッカー協会(DFB)にその他の事件も含めたスタジアムの安全対策不足として、罰金6万ユーロ(約840万円)払っている。そのため責任の一端が犯人にもあるとして、一部の4万3000ユーロ(約602万円)を犯人に払わせるつもりでいるようだ。

【了】

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