2、3週間の離脱が発表されたMFオリバー・キルヒ【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは現地時間31日、MFオリバー・キルヒが負傷により戦列を離れることを公式サイトで発表した。
キルヒは先週の段階で左ひざの靭帯を負傷。復帰まで2から3週間かかるという。
ドルトムントは、本来のSB(サイドバック)であるDFウカシュ・ピシュチェク、マルセロ・シュメルツァーが負傷で離脱。またエリック・ドゥルムは、けがから復帰後、コンディションがまだ完全ではないとして起用を見送られていた。
さらに右SBをこなせるMFケヴィン・グロスクロイツも負傷していたため、緊急事態にキルヒが代役としてSBを務めていた。
しかし、キルヒも負傷してしまい4日に行われるバイエルン・ミュンヘンとの大一番を前にディフェンス陣に不安を抱える状態となっている。
30日の段階でシュメルツァーは、まだランニングを開始したばかりであり、バイエルン戦での復帰は微妙と見られている。
グロスクロイツは、U-23との練習試合に出場しており、何とか起用が可能な様子。左のSBはソクラティス・パパスタソプーロスもこなすことが可能だが、やはり本職ではない。
現在のところ、代表で負傷した選手の情報が無いことが救いとなっている。
残留争いから一転して、ヨーロッパリーグを狙える可能性も出て来ただけに何とかバイエルンに勝利して完全な自信を取り戻したいところだ。
【了】