ペドロ・ロドリゲス【写真:Getty Images】
2016年に契約が満了するFWペドロ・ロドリゲスを売却すると決意したバルセロナは、同選手に2000万ユーロ(約28億円)の値打ちを付けたと、スペイン紙『スポルト』が30日に伝えている。
これに基づくと、ペドロが出場機会を求め移籍を希望する場合、同選手は2000万ユーロに近い移籍金を支払えるクラブを探さねばいけないと言うことになる。同紙によればバルサは、これまでのペドロのチームへの貢献度に感謝を込めて、さほど高くない値打ちを付けたという。
ペドロとバルセロナの契約は2016年に切れるということを考慮すると、2000万ユーロという金額も頷ける。カナリアス諸島出身の同選手はシーズン中、幾度も継続性の無さに悩んでいる姿勢を示した。しかし、これからもメッシ、ネイマール、ルイス・スアレスによって構成されている最前線が揺らぐことはなさそうだ。
プレミアリーグのリバプールやアーセナルは、随分前からペドロを説得しようしており、イタリア王者のユベントスも同選手に関心を示しているため、同選手が最終的に退団を決意した場合、移籍先チームが見つからないなどと言うことはなさそうだ。
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