ミランに所属するMFデヨング【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのミランに所属するオランダ代表のMFナイジェル・デヨングが、自身の去就について語っている。
2012年に“ロッソ・ネロ”に加入した30歳のアンカーは、今季リーグ戦19試合に出場し、チームの主軸として奮闘。しかし、ヨーロッパリーグ出場権から勝ち点8差の8位にとどまっており、新シーズンに向けて打開策が見えないクラブの将来を案じているようだ。
蘭メディア『nu.nl』でデヨングは「(来季の所属先は)まだ何も決めておらず、いつ決断するかも分からない。まず最初に知っておきたいのは、ミランが過去のような栄光のクラブに戻るため何を計画しているかということだ。
私は皆が好き勝手に論じるイタリアの新聞やテレビには興味がない。今はフィールドの上で行うことに集中し、残り試合を全力で戦うことだけを考えている。
私が来季どこでプレーしているかを語るのは時期尚早だろう。ミランかアヤックス、もしくは別のクラブになるかもしれない。シーズン終了後には自由契約の身になるし、選択肢はいくつかある」とクラブが掲げるビジョン次第では移籍を示唆した。
デヨングには、代表チームの元同僚であるルイ・ファン・ハール監督が指揮を執るマンチェスター・ユナイテッドや、MFポール・ポグバの移籍話が絶えないユベントスなども関心を示している。
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