ウェールズ代表のMFベイル【写真:Getty Images】
スペイン・リーガエスパニョーラのレアル・マドリーに所属するウェールズ代表のMFガレス・ベイルが、強気な発言で周囲の批判を一蹴している。
ベイルは今季、自身の利己的なプレーや守備の怠慢がクラブの不調を招いているとサポーターからブーイングを受けており、欧州各国のメディアがシーズン終了後の退団を書き立てる状況の中でプレーを続けている。
しかし、28日に行われたEURO予選のイスラエル戦では、鮮やかな直接FKを含む2得点を挙げる活躍を見せ、母国を暫定ながらグループ首位に浮上させた。
英紙『デイリー・メール』でベイルは「批判にいちいち応える必要はない。周りの人々は私の能力を理解しているからね。フットボールには浮き沈みがあるため、ピッチ上のパフォーマンスだけを鵜呑みにしてはならない。
私は誰が正しいかどうかを証明する必要はないと感じている。周りの言うことは気にならない。自分が正しいと思うフットボールをするだけだ」と自信の深さを断言した。
ベイルは、イスラエル戦で同国キャップ数を49に伸ばし、6月のベルギー戦で節目の数字に到達する見通し。1958年W杯以来の主要国際大会出場を狙うウェールズにとってエースの復調は朗報だ。
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