イルカイ・ギュンドアンは移籍を希望?【写真:Getty Images】
ドルトムント不動の司令塔イルカイ・ギュンドアンにスペイン方面から接触があったようだ。28日付のドイツ紙『ビルド』が伝えたところによれば、アトレティコ・マドリーが強い関心を抱いているという。
ギュンドアンの代理人とアトレティコは、今月17日に最初の交渉を行ったと伝えられている。その日はホームでのCL決勝トーナメント2ndレグ、レバークーゼン戦が開催されていた。
ドルトムントはもちろんギュンドアン放出を望んでいないが、リーグ戦で苦戦を強いられている今季、仮にヨーロッパのカップ戦出場権を逃せば契約延長交渉はより厳しいものとなる。大幅な給与アップなどの策が必要だろう。
そうなればギュンドアン側もステップアップに障害はなくなり、移籍先候補に挙がっているのがスペインとのことだ。
だが、獲得を狙うアトレティコにとっても厳しい道のりになることは違いない。バルセロナもギュンドアン確保を画策しており、強大なライバルとの戦いを制さなければならない。
ギュンドアンの代理人はリオネル・メッシやダビド・デ・ヘア、セルヒオ・ラモスなどとも契約を結ぶエージェント会社のため、スペイン方面との関係は悪くない。
アトレティコとギュンドアンの交渉は夏に再開すると見られているが、ドイツ屈指の司令塔はトニ・クロースに続いてスペイン移籍を決断するのだろうか。
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