マンチェスター・ユナイテッドのフィル・ジョーンズ(左)とクリス・スモーリング(右)【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのDFクリス・スモーリングとDFフィル・ジョーンズが、移籍することになるかもしれない。契約は来シーズンいっぱいまでだが、クラブはまだ延長交渉を始めていないと『デイリー・メール』が報じた。
契約延長に至らなければ、ジョーンズとスモーリングは5月から自由にほかのクラブと移籍を交渉できるようになり、来年1月には国外移籍で合意する可能性もある。
だが一方で、クラブは両DFと近く新契約を結ぶことができると自信を持っているとも報じられている。
23歳のジョーンズは2011年、1700万ポンド(約30億600万円)でブラックバーンからユナイテッドに加入。一方、25歳のスモーリングは2010年アーセナル移籍が噂されていたが、当時のサー・アレックス・ファーガソン監督は1000万ポンド(約18億円)をフラムに支払った。
ユナイテッドのルイス・ファン・ハール現監督は、スモーリングが自身の戦術やプレースタイルに適していると考え、同選手を気に入っていると言われる。昨夏、アーセナルからのアプローチを食い止め、スモーリングをクラブにとどめたのもファン・ハール監督だった。ユナイテッドはそのためにトーマス・ヴェルメーレン獲得を見送り、彼は1500万ポンド(約27億円)でバルセロナへ移籍している。
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(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。