レッジーナ戦で好プレーをみせたスソ【写真:Getty Images】
ミランの若手MFスソへの期待が高まっている。28日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が同選手のアルメリア時代の恩師のコメントを紹介した。
先日のレッジーナとの親善試合で、2ゴールの活躍をみせたスソ。同選手のポジションは日本代表MF本田圭佑と同じく右ウイング。本田がミランで調子を落としている今、スソを先発に期待する声も強い。
同選手をアルメリア在籍時代に指導した経験を持つフランシスコ・ロドリゲス監督によれば、「私にとってはスソがプレーしていないなんて馬鹿げているよ」と現在の状況に疑問を抱いている。
「彼を観察した身からいうと、スソはウイングだ。彼は若い。信頼と愛情が必要なんだよ。ただし、彼は恐怖など抱いていない」
同選手はレッジーナ戦では4-3-3の右ウイングでプレーしたが、ロドリゲス監督によれば左ウイングも選択肢の一つだと言う。また、「私は4-4-2のセカンドトップも好んだ」と、より前線でのプレーも得意としていることを明かした。
「私はセビージャやアトレティコとのアウェイでスソを2トップに送り込んだ。彼はよくやったよ。アルメリアとミランでは要求されることやモチベーションが異なることは明らかだけどね」
ハリルジャパン初戦となるチュニジア戦で1ゴール1アシストと活躍をみせた本田圭佑だが、ミランでの地位は安泰ではない。果たして、スタメン争いを制するのはどちらになるのだろうか。
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