ドルブルで仕掛けるFW永井(左)【写真:Getty Images】
日本代表は28日、大分市内でトレーニングを行った。
チュニジア戦でスタメン出場した永井謙佑。スピードを生かして裏へ抜けるシーンも作ったが、「斜めで裏に抜けるなり、そういうのは増やす必要があるかな」と動き出しに工夫をつける意思を見せた。
周囲とのコンビネーションは良好だった。「キヨ(清武弘嗣)とフリックしてやったり、よっち(武藤嘉紀)にスルーしたり、そこの部分は全然やってて違和感はなかった」と永井も手応えを得た様子。だからこそゴールを奪えなかったことが悔やまれた。
「最後のフィニッシュのところまでなかなか行けなかったのが課題です」
ロンドン五輪組も多く出場し、違和感なくできたと永井は言う。北京五輪組が今の代表の核となっていることを考えれば、ロンドン組にもさらなる飛躍が求められる。永井もそれはわかっており、「しっかり今のスタメンを脅かせるようにしたい」と力を込めた。
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