日本代表のMF長谷部【写真:Getty Images】
日本代表は28日、大分市内でトレーニングを行った。
練習前にはヴァイッド・ハリルホジッチ監督から話があったという。キャプテンを務めた長谷部誠は「とにかくよくやってくれたし、満足してると。ただ、まだまだ改善しなきゃいけない部分もあるし、そういうところをこれからもっともっとやっていく」と言われたという。
さらにチュニジア戦後の記者会見で指揮官自身も話していたが、やはりウズベキスタン戦は「ほとんどのメンバーを変える」ようだ。
今回の合宿では裏への速い動き出しなどに取り組んでおり、ハリルホジッチ監督も選手たちにそれを植え付けようとしている。長谷部も「今はどんどん裏への動きとか、ワンタッチ2タッチで速いプレーっていうものを心掛けて、それにトライして行く時期だと思う」と話した。
チュニジア戦でも縦への意識は確実に見られた。長谷部は言う。
「選手全員が球際で戦う部分だったり、アグレッシブさであったりとか、試合の中での強度っていう部分では間違いなく上がった」
さらに「守備の部分でもほとんど相手にチャンスを作らせなかった」ことを評価。「そういう意味では攻撃の部分よりは守備の部分での全員の意識の高さって言うのが一番手応えがありました」
岡崎慎司、本田圭佑がゴールを決めるなど攻撃が目立ったが、キャプテンは冷静に試合を振り返っていた。
【了】