イタリア代表の練習中に負傷するMFマルキージオ【写真:Getty Images】
ユベントスに所属するイタリア代表のMFクラウディオ・マルキージオは、代表チームの練習中に負った右ひざ前十字じん帯の損傷がクラブの診断では確認されなかったため、長期離脱しない見通しであることが分かった。
イタリアサッカー協会は当初、マルキージオは右膝十字靭帯の損傷により約7ヶ月の離脱になると発表しており、今シーズンの復帰が絶望と見られていた。
しかし、ユベントスはクラブの公式ウェブサイトで「代表から戻ってきたマルキージオは、右膝のMRI検査を受けたが、前十字じん帯の損傷は見つからなかった。数日間の休養を与え、日々のコンディションを監視していく」と同選手の怪我が軽傷であったことを発表。
そのため、ユベントスは、マルキージオの負傷を巡って、イタリア代表の関係者に不信感をつのらせており、ユベントスサポーターも、同クラブの前指揮官であるアントニオ・コンテ監督に対してソーシャルメディアで怒りを露わにしている。
尚、マルキージオを欠くイタリア代表は、28日に行われるユーロ予選でブルガリア代表と、31日に行われる国際親善試合でイングランド代表と対戦する。
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