アーセナルから興味を示されていたDFクリス・スモーリング【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドは、DFクリス・スモーリングへのアーセナルからのオファーを断ったようだ。現地時間27日の英紙『マンチェスター・イブニングニュース』が伝えている。
英紙『デイリー・ミラー』は25日、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が同選手の獲得を企てていることを報じ、さらにアーセナル側には1200万ポンド(約21億円)を支払う準備もあると言われていた。
ヴェンゲル監督は、2016年で契約の切れる同選手を元ドイツ代表のDFペア・メルテザッカーの後継者として考えていたようだ。しかしユナイテッドはこれを安すぎると拒否。
契約延長はまだされていないが、ルイス・ファン・ハール監督はスモーリングを重要な戦力と考えており、放出する気はない模様。
しかし、夏の移籍市場で守備の大型補強を狙うユナイテッドにはボルシア・ドルトムントのDFマッツ・フンメルスの名前が挙がるなど、過剰戦力を抱える可能性もある。
補強次第では出場機会が減る可能性のあるスモーリングだが、果たして残留するのだろうか。
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